ダウ工業株30種平均

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昨晩のダウ工業株30種平均は、感謝祭に伴い休場。

11月20日に45728.93ドルまで下げる場面も見られたものの、100日平均線でサポートされる中で反発。一転してFRB高官からハト派な発言が相次ぎ、FRBの追加利下げ観測が再度強まる中、ブルームバーグ通信が、FRBの次期議長として、トランプ米大統領の側近であるホワイトハウスのハセット国家経済会議(NEC)委員長が最有力視されていると報じたことから、21日から26日まで4営業日続伸中。25日に50日平均線を上抜いて、7営業日ぶりに47000ドル台を回復。翌26日に47571.40ドルまで上昇する場面も見られております。

なお、アルファベット傘下のグーグルが独自開発した人工知能(AI)半導体をメタが自社のデータセンターで使用する方向で協議中と報じられたことを受けて、一強体制が揺らぐとの見方から米半導体大手のエヌビディアは軟調な地合いが続いております。

FRBが追加利下げを行うとの見方が再度強まっていますが、米政府機関の一時閉鎖が続いた影響で、米経済指標の発表が遅延していることに加えて、12月9、10日の両日に開催される12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)が迫る中、FRBは11月29日から、FRB高官が金融政策に関する公的発言を控えるブラックアウト期間に入るため、金融政策に関する手掛かりが乏しくなります。

相場の下支えにはなりそうですが、再度48000ドル超えを試すには、このままハイテク株の下落懸念が後退するかが焦点となりそうです。また、年末にかけて株価が上昇する「サンタラリー」への期待が高まるかも注目されます。

 

 

SOX指数

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