日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比1088.47円高の51307.65円で終了となり、急反発。昨晩の米国市場で主要3指数が揃って最高値を更新したことに加えて、アドバンテスの好決算を受けて、AIや半導体関連株を中心に買い進められたようです。27日の高値50549.60円を上抜いて、一時51412.97円まで上昇するなど、最高値を更新。初めて51000円台に乗せております。
高市新政権の政策期待から日本株の先高観は根強いものの、テクニカル的に相対力指数(RSI)は71.96%と、再び節目の70%を突破。25日平均線との上方乖離率も7.75%と、節目の5%を依然上回って推移しており、買われ過ぎ感が強まっているようです。東証株価指数(TOPIX)は前営業日比7.63ポイント安の3278.24で終了と、続落しており、日経平均株価の過熱感が意識され始めている模様。
なお、明日未明にFOMC(米連邦公開市場委員会)声明が公表され、日中には日銀金融政策決定会合の結果が公表されます。また、午前中に米中首脳会談が韓国で開催される予定。
◆10月の月例経済報告:景気判断「緩やかに回復している」で据え置き
政府は10月の月例経済報告で、国内の景気判断は「米国の通商政策による影響が自動車産業を中心にみられるものの、緩やかに回復している」で据え置きました。
個別項目では、倒産件数に関して、前月までの「おおむね横ばいとなっている」から「このところ増加がみられる」に引き下げております。倒産件数判断の引き下げは2023年1月以来となります。運輸業や建設業などで人手不足が深刻化し、事業継続が困難になっている現状を踏まえたようです。個人消費や設備投資は判断を据え置いております。海外経済は「景気の持ち直しが緩やか」との判断を維持。
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