投資部門別売買動向(月別)
↓クリックすると拡大します↓
日本取引所グループ(JPX)が発表した11月投資部門別株式売買動向(現物株と先物合計)によると、海外投資家は6326億円の買い越しと、2ヶ月連続で買い越しております。現物は3410億円の売り越し、先物は9737億円の買い越し。
個人は64億円の買い越しと、9ヶ月ぶりに買い越しに転じました。現物は178億円の売り越し。7ヶ月連続で売り越しとなったものの、売り越し額は期間中で最小でした。先物は242億円の買い越しと、2ヶ月連続で買い越し。
なお、事業法人は8401億円の買い越しと、買い越し額は8月以来の大きさ。年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は4712億円の売り越しでした。
11月の日経平均株価は前月末比2157.43円安の50253.91円で終了。8ヶ月ぶりに下落に転じました。11月4日に52636.87円まで上昇し、最高値を更新。その後は急ピッチな上昇に対する警戒感から、相場を牽引してきた人工知能(AI)や半導体関連株を中心に調整地合いを強める中、心理的節目の50000円を維持出来ずに、11月19日に48235.30円まで下げる場面も見られております。ただ、高市新政権の政策期待に加えて、好業績の内需関連株など相対的に割安感のある銘柄を中心に買い拾われる中、月末にかけて50000円台を回復しました。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。
