金・白金
【NY金】
NY金は反発。時間外取引では、ドル安から買い優勢。欧州時間に入って上げ幅を縮小も18ドル超も上げ幅を維持し堅調に推移。日中取引では、米労働省発表の10月の米雇用統計の発表が見送られるため、新規材料不足で伸び悩んだ。日中取引開始後は週末を控えた手じまい売りの動きもあり、上げ幅を縮小。米株式市場が序盤から続落となり、安全資産としての買いで再上昇したが、後半はリスク回避から売り圧力が強く、上値重く推移した。場中発表の11月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が事前予想、前月実績を下回ったことはドル安要因となり、支援材料ながら過剰反応はなかった。
本日の寄付きは、+70円~+80円ほどと予想。
【NY白金】
NY白金は反発。時間外取引では、金、銀の上昇につれ高となり、一時20ドル超の上昇となった。欧州時間に入り、幾分、上げ幅を縮小も18ドル超の上げ幅を維持して推移。日中取引では、金の伸び悩み、米国株が景気不安から軟調に推移が警戒され、上げ幅を縮小。前日の高値1587.2ドルを上抜けず、テクニカル面からの上値の重さも売りを招いた。中盤に買い拾われ、買い優勢となったが、前日の下げ幅を取り戻すには至らず。
本日の寄付きは、変わらず~-10円ほどと予想。