㈱大阪取引所への建玉移管についてのお知らせ
昨年10月、株式会社東京商品取引所(以下「TOCOM」と言います。)が、日本取引所グループ(JPX)に加わったことを踏まえ、TOCOMの一部商品が2020年7月27日に、下記のとおり株式会社大阪取引所(以下「OSE」と言います。)に移管される予定です。
OSEにおいてお取引を継続頂くためには新たな契約が必要になるなど、お客様にはご迷惑をお掛けしますが、宜しくご協力下さいますようお願い申し上げます。
Ⅰ. 対象銘柄及び限月
東京金(標準、ミニ) | 2020年8月限 以降の建玉 |
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東京白金(標準、ミニ) | 2020年8月限 以降の建玉 |
銀 | 2020年8月限 以降の建玉 |
パラジウム | 2020年8月限 以降の建玉 |
ゴム(RSS) | 2020年7月限 以降の建玉 |
ゴム(TSR) | 2020年8月限 以降の建玉 |
トウモロコシ | 2020年9月限 以降の建玉 |
一般大豆 | 2020年8月限 以降の建玉 |
小豆 | 2020年7月限 以降の建玉 |
金(限日取引) | 全建玉 |
白金(限日取引) | 全建玉 |
Ⅱ. 移管日
TOCOM終了 | 2020年7月22日(水)15時15分(※1) |
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OSE開始 | 2020年7月27日(月) 8時45分(※2) |
- ※1 TOCOMは移管対象銘柄以外の銘柄を含めて、全商品の2020年7月22日16時30分から夜間取引を行いません。なお、7月23日~26日は連休となります。
- ※2 ゴム市場(RSS3号、TSR20号)の立会は9時00分に開始されます。
Ⅲ. 移管手続について
お取引を継続するためには、新たな契約が必要です。
現在、弊社の商品先物取引口座(通常・損失限定)に預かり証拠金があるお客様には、近々、弊社外務員等より約諾書等必要書類をお届けする予定です。
詳細については、追ってお知らせいたします。
Ⅳ. 移管に伴う変更点について
- 証拠金について(1)
弊社は、証拠金をTOCOMとOSEとに分けて管理いたします。
お客様には、移管に先立って、移管する預かり証拠金の金額を申告して頂く予定です。
詳細については追ってお知らせします。 - 証拠金について(2)
- 建玉証拠金は、前証拠金とさせて頂きます。
2020年7月27日新規建玉より - 不足証拠金(追加証拠金)が発生した際の対処は、翌営業日の正午までの全額入金とさせて頂きます。
2020年7月27日に確定した不足金より実施
- 建玉証拠金は、前証拠金とさせて頂きます。
- ゴム銘柄の変更について
- 日中取引の寄付板合わせの開始時間が変更になります。
午前8時45分 → 午前9時00分 - ノンキャンセルピリオドが全取引時間においてなくなります。
- 日中取引の寄付板合わせの開始時間が変更になります。
- サーキットブレーカー(SCB)制度
現行のTOCOMの全市場においては、立会時間中の立会の一時中断及び立会時間中のサーキットブレーカー(SCB)幅の拡大(サーキットブレーカー(SCB)制度)をしないこととしておりますが、移管後の貴金属市場においては、サーキットブレーカー(SCB)制度を導入し、発動条件に合致した場合、立会を一時中断し、サーキットブレーカー(SCB)幅を拡大する運用となります。
また、ゴム市場及び農産物市場は、現行同様にサーキットブレーカー(SCB)制度を適用しません(原則、立会時間中の中断・拡大は行いません)。
なお、即時約定可能値幅(DCB値幅)は、原則としてTOCOM制度が引き続き採用されます。
以上