金・白金
【NY金】
4月17日のNY金(中心限月)は前営業日比71.30ドル高の4879.60ドルで終了。米国とイランの和平合意への期待が拡がる中、米長期金利の低下が低下したことを受けて、見直し買いが入ったようだ。「有事のドル買い」の動きが一服し、主要通貨に対してドルが売られたことで、相対的ドル建て商品に割安感が生じたことも好感された模様。中心限月の清算値ベースでは3月中旬以来約1ヶ月ぶり高値で終了。
米メディアが17日に、米国とイランによる戦闘終結に向けた次回協議はパキスタンで19日に開催される見通しと報道。イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国が3兆円超の資産の凍結を解除する案を検討しているという。一方、イランのアラグチ外相は同日、米国との停戦の残り期間中は、全ての商船に対し、原油輸送の要衝ホルムズ海峡を「全面的に開放する」と表明した。トランプ米大統領は同日にSNSで、イランはホルムズ海峡を二度と封鎖しないことで合意したと述べたほか、イスラエルはこれ以上レバノンを攻撃しないと投稿。イスラエル、レバノン両政府は16日に、10日間の停戦で合意している。世界最大の金ETFであるSPDRゴールド・シェアの金保有残高は前営業日比7.71トン増加の1060.62トンと、4営業日連続で増加。
ただ、米国がイランの港湾に出入りする船舶の封鎖を続けていることに反発し、イランがホルムズ海峡を厳格管理する体制に戻したと表明したことから、週明けの時間外取引は急落している。
【NY白金】
4月17日のNY白金(中心限月)は前営業日比29.50ドル高の2141.70ドルで終了。中心限月の清算値ベースで3月中旬以来約1カ月ぶりの高値を付けた。NYパラジウム(中心限月)は前営業日比19.50ドル高の1600.80ドルで終了。
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