金・白金
【NY金】
6月10日のNY金(中心限月)は前営業日比153.10ドル安の4133.30ドルで終了。中東情勢が再び緊迫化する中、FRBによる早期利上げ観測が拡大し、4営業日続落。中心限月の清算値ベースで昨年11月下旬以来約6ヶ月半ぶり安値で終了。世界最大の金ETFであるSPDRゴールド・シェアの金保有残高は前営業日比2.86トン減の1013.64トン。
中東情勢を巡っては、米中央軍が8日にイランによって米軍戦闘ヘリコプターが撃墜された報復として、イランに対し「自衛」のために報復を実施。イランもこれに反撃した。トランプ米大統領は10日にSNSで、「(イランは)交渉に時間をかけ過ぎた。代償を払う必要がある」と強調。イスラエル軍と、レバノンの親イラン・イスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘も継続しており、米イランの戦闘終結に向けた交渉への影響が警戒されている。
米労働省が発表した5月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.2%上昇。原油高騰を背景に2023年4月以来、約3年1ヶ月ぶり高水準となったものの、市場予想と一致した。ただ、堅調な雇用情勢を背景にFRBが早期に利上げに踏み切るとの観測は根強く、金相場の重荷となった模様。
【NY白金】
6月10日のNY白金(中心限月)は前営業日比20.70ドル安の1690.90ドルで終了となり、4営業日続落。中心限月の清算値ベースで昨年12月上旬以来、約6ヶ月ぶり安値で終了。NYパラジウム(中心限月)は前営業日比16.30ドル高の1245.90ドルで終了。
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