金・白金
【NY金】
10月30日のNY金(中心限月)は前営業日比132.50ドル安の3898.90ドルで終了。ハイテク株や暗号資産の急落を受けて金相場も換金売りが拡がり、3営業日続落。6月30日の安値3955.4ドルを割り込み、一時3879.3ドルまで下げるなど、年初来安値を更新。2025年10月3日(3861.1ドル)以来、約1年1ヶ月ぶり安値を付けた。なお、中心限月の清算値としては7月16日以来の4000ドル割れとなった。世界最大の金ETFであるSPDRゴールド・シェアの金保有残高は前営業日比0.57トン増の1041.65トン。
人工知能(AI)産業を巡る先行き不安などからハイテク株が急落。また、暗号資産(仮想通貨)交換事業の世界最大手バイナンスがサイバー攻撃を受けた影響でデジタル資産も売られ、金相場もマージンコール(追加担保の差し入れ要求)対応に伴う換金売りが膨らんだ模様。
先週のFOMC(米連邦公開市場委員会)を受けて、改めてFRBによる年内の利上げ観測が意識され始めていることや、原油相場が急反発したことを受けて、米長期金利の先高観が強まる中、金利の付かない資産である金の投資妙味が薄れるとの見方も相場の重しとなった模様。
【NY白金】
10月30日のNY白金(中心限月)は前営業日比57.30ドル安の1436.00ドルで終了。中心限月の清算値としては2025年9月22日(1425.7ドル)以来、約1年1ヶ月ぶり安値で終了。一時1422.4ドルまで下げて、2025年9月23日(1416.6ドル)以来の安値を付ける場面もみられている。NYパラジウム(中心限月)は前営業日比16.80ドル安の987.70ドルで終了。2025年6月2日以来の1000ドル割れで終了。一時961.50ドルまで下げて、2025年5月30日(957.00ドル)以来の安値を付ける場面もみられている。
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