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商品市況分析一覧

市況・本日の見通しは弊社アナリストが個々の判断に基づき作成したもので、相場の動向を保証するものではありません。売買に際しての最終的判断は、あくまでもご自身でご決定ください。

穀物関連

貴金属関連

金・白金

【NY金】
 金は反落。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが支援要因となったが、利食い売りが出て上げ一服となった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで、もみ合いとなった。米FOMC後はドル安を受けて押し目を買われた。
本日の寄り付きは-10円~-20円と予想
 
【NY白金】
 NY白金は反落。時間外取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた利食い売りが出た。欧州時間に入ると、軟調となった。日中取引では、手じまい売りが出て下げ幅を拡大した。米FOMC後はドル安を受けて下げ一服となった。
本日の寄り付きは-140円~-150円と予想

エネルギー関連

ガソリン・灯油・原油

 10日のNY市場は、ベネズエラ情勢を警戒した買いなどが入り、反発。
 米石油協会(API)の週報で、原油在庫が前週比480万バレル減少した一方、ガソリン在庫が前週比で700万バレル増加していたものの、原油相場は2日続落の後だったことや、外国為替市場でドル安だったこともあり、原油に安値拾いの買いが入り、時間外取引では小幅高で推移した。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策決定を控えた警戒感から、売りが優勢となるとマイナス圏に沈んだ。米エネルギー情報局(EIA)の週報で、原油在庫が前週比180バレル減少するも、ガソリン在庫が640万バレル増加し、ディスティレート在庫も250万バレル増加となり、石油製品の大幅積み増しを嫌気して売りが台頭し、原油相場は一時57.66ドルまで下落した。ただ、トランプ米大統領が10日、ベエズエラ沖で米国が石油タンカーを拿捕したと明らかにしたことで、米国がベネズエラの石油輸送に対する直接行動に出たのは初めてで、今後両国の緊張が一段と高まる公算が大きいとの見方から、原油は買戻しが入ると、プラス圏を回復した。また、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り0.25%の追加利下げを決めたことも支援材料となり、58.16ドル(+0.21ドル)で取引を終えた。
 本日東京市場、+100円~+200円ほどと予想(10日帳入値段との比較)

非鉄・ゴム・その他

ゴム

ゴムRSS3号は買い先行。序盤は、上海夜間が上昇したうえ、円安を好感し、水準を引き上げる限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが上げ幅を拡大したことから、地合いを引き締めた。終盤になると、上海ゴムが一段高となったことから、買いが先行した。中心限月5月限は2.8円高の330.4円で取引を終えた。TSR20は出来ず。

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