パーム油
CPO市場は小幅に続落した。中心限月3月限は3527RM(872.59USD)で取引を終えた。大豆油市場の下落に追随したほか、テクニカルな売りから大幅に価格を押し下げた。1月の輸出需要が一服するとの見方が強まったことも圧迫要因となった。在庫の大幅縮小による供給力の不足はいまだ払しょくされておらず、RM3,400-RM3,800の高値圏での推移を継続させると予想する。
シカゴ大豆は反発した。米国内の大豆加工業者と輸出市場の双方から旺盛な需要をうかがわせる兆候があり、相場を押し上げた。
一般大豆・とうもろこし
【一般大豆】
シカゴ市場はテクニカルな買いで上昇している。
前日は利益確定の売りに押されたが、旺盛な需要で再度相場を押し上げた。
世界的に堅調な輸出需要と現物市場に支えられ強い展開が考えられる。
東京市場は商いに乏しい状況が続いており、新規の商いに期待したいところ。
本日の採算は先限で510円前後高。
【とうもろこし】
シカゴ市場はテクニカルな買いで上昇している。
世界的に旺盛な需要が減少した供給を上回るとの懸念で買いが先行した。
引き続き輸出需要や現物市場が堅調なことで強い環境が続くと判断する。
国内市場はシカゴ高を受けて28000円に近づいている。
目先はこのレベルがレジスタンスとなりそうだが、環境が強いため突破する可能性は高い。
引き続き強気を維持したい。本日の採算は先限で220円前後高。