為替レポート
6日のニューヨーク外国為替市場では、米雇用情勢の弱含みによる長期金利の低下を背景に、円買い・ドル売りが強まり、円相場は一時1ドル=152円台後半に上昇した。この日は雇用情勢の軟化を示唆する指標が相次いだ。再就職仲介会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスは、10月に米企業が開示した人員削減数は15万人と、前月比2.8倍だったと公表。シカゴ連邦準備銀行が発表した10月の失業率予測確定値は4.36%と、前月の4.35%から若干悪化した。労働市場の減速感を受けて連邦準備制度理事会(FRB)が次回12月会合で追加利下げに踏み切るとの期待がやや強まり、長期金利が低下。日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが先行した。一方、米金融市場では昼過ぎから株式相場が下げ止まったことから、債券買いの流れが見直された。これに伴い米長期金利の低下が一服し、円売り・ドル買いに振れる場面もあった。
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