豊トラスティ証券株式会社における、コーポレートガバナンスに対する基本的な考え方およびその施策の実施状況をご紹介いたします。
経営の基本方針
お客様第一主義
豊トラスティ証券株式会社は、お客様と金融資本市場をつなぐ総合金融サービス会社として、お客様に常に安心・満足していただける商品・サービスを提供することを使命と考えております。
「お客様第一主義」のもと、これからも時代の変化とニーズを先取りし、リスクと採算のバランスをとりながら収益の拡大を図っていくことで、健全で持続的な成長を実現し、社会ならびにすべてのステークホルダーの信頼に応えてまいります。
目標とする指標
顧客口座数と預かり資産
お客様からいただく手数料が収益の源泉であることから、顧客口座数と預かり資産こそが最も重要な指標であると考えております。
これら二つの指標の持続的拡大が、相場環境に左右されない安定的な業績につながるものと捉え、多くのお客様のご支持をいただくべくさらなる信頼の獲得を目指してまいります。
中期経営計画
当社は、東京証券取引所が定めるコーポレートガバナンスコードに基づいて、2022年12月、当社のコーポレートガバナンスコードを改訂しました。同改訂コードに、中期経営計画において、中期の経営目標、人材育成・サステナビリティをはじめとしたSDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)、及び経営資源・知的財産投資・分配の考え方等明らかにする旨を定めたことから、今般、中期経営計画を策定しました。
中期経営計画は、2023年度から2025年度までを計画期間とし、「お客様第一主義の経営理念の下、顧客の求める金融商品ニーズに幅広く対応し、資産形成に資するとともに、成長を持続し、社会的責任を果たす」ことを目標といたします。
すなわち、当社の知的財産である対面営業力とその基盤である高いコンプライアンス機能を、今後の市場環境で最大限に活かしていくためには、現在の基盤である商品先物、金融先物・取引所FX・CFDに加えて、顧客ニーズの高い有価証券、同関連商品を一体として扱い、顧客の資産形成に対応していく必要があります。このため、早期の東京証券取引所会員資格取得を目指し、既存の経営資源・知的財産の更なる充実を図るとともに、有価証券等取り扱いのための資源配分を進めることといたします。
人的資源・物的資源配分にあたっては、ESG経営の観点から、以下の重要課題に対応して、これを進めます。
- 持続的成長に向けた施策実現のための資源配分
- 顧客の資産運用課題の解決に資する幅広い金融サービスの提供
- 新たな投資家層と既存顧客、それぞれの多様なニーズに対応した金融サービスの提供
- 対面アプローチでの多様な金融資産提供を可能とする環境整備
- 持続可能なビジネスの推進のための資源配分
- 行動規範の徹底とコンプライアンスの充実
- 情報セキュリティ、特に個人情報保護の徹底
- 従業員のエンゲージメント(人材、ダイバーシティ、インクルージョンの向上)
- 気候変動対策への取組、地域・社会・教育活動への参画
- コーポレートガバナンスの確立、財務健全性の確保、リスクマネジメントの確立
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