ISM米製造業景況感指数
↓クリックすると拡大します↓
米サプライマネジメント協会(ISM)が5月1日に発表した4月米製造業景況感指数は48.7と、前月(49.0)から0.3ポイント低下。3ヶ月連続で低下となり、昨年11月以来5ヶ月ぶり低水準。景況拡大と縮小の分岐点である50を2ヶ月連続で下回りました(市場予想は48.0)。
トランプ関税の影響が拡がっている模様。項目別では生産活動を示す指数が44.0と前月比4.3ポイント低下、新規輸出向け受注を映す指数も43.1と、6.5ポイント低下しました。輸入を映す指数は3ポイント低下の47.1となっております。
一方で、5月5日に発表された4月米非製造業(サービス業)景況感指数は51.6と、前月(50.8)から0.8ポイント上昇。市場予想(50.4)も上回りました。景況拡大と縮小の分岐点である50は10ヶ月連続で上回っております。
サービス業はトランプ関税の影響は軽微にとどまっているものの、ISMによると回答者からは政策の先行きが見通せないことへの不安の声が相次いでいる模様。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。