米国産コーン需給

↓クリックすると拡大します↓

 

 

・米農務省、アウトルック・フォーラムはこちら

・米農務省、作付意向面積はこちら

・米農務省、四半期在庫はこちら

◆コーン

米農務省(USDA)は7月11日に発表した7月農産物需給報告で、新穀となる2025-2026年度米国産コーンの期末在庫を16億6000万ブッシェルと、前月見通し(17億5000万ブッシェル)から下方修正。市場予想平均(17億2000万ブッシェル)も下回りました。供給面は期初在庫を5000万ブッシェル下方修正。需要面は前月の数字で据え置かれております

供給面は期初在庫を2500万ブッシェル下方修正、作付面積と収穫面積を引き下げたことを受けて、生産高を1億1500万ブッシェル下方修正しております。イールドは181.0ブッシェルで据え置き。

需要面は飼料その他を5000万ブッシェル、国内消費を5000万ブッシェル、それぞれ下方修正しております。輸出高は前月の数字で据え置き。

2025-2026年度世界コーンの期末在庫は2億7208万トンと、前月見通し(2億7524万トン)から下方修正。市場予想平均(2億7746万トン)も下回りました。

世界生産高は12億6366万トンと、前月見通し(12億6598万トン)から引き下げおります。ウクライナは3050万トン、アルゼンチンは5300万トン、ブラジルは1億3100万トン、中国は2億9500万トンで据え置き。米国は3億9893万トンと、前月見通し(4億0185万トン)から引き下げております。中国の輸入高は1000万トンで据え置き。

◆大豆

新穀となる2025-2026年度米国産大豆の期末在庫を3億1000万ブッシェルと、前月見通し(2億9500万ブッシェル)から上方修正。市場予想平均(3億0200万ブッシェル)はやや上回っております。

供給面は収穫面積と作付面積を引き下げたことを受けて、生産高を43億3500万ブッシェルに下方修正しております。イールドは52.5ブッシェルで据え置き。需要面は輸出高を7000万ブッシェル下方修正した一方、圧砕高を5000万ブッシェル上方修正しております。

2025-2026年度世界大豆の期末在庫は1億2607万トンと、前月見通し(1億2530万トン)から上方修正。市場予想平均(1億2631万トン)は下回りました。

世界生産高は4億2768万トンで、前月見通し(4億2682万トン)から上方修正しております。アルゼンチンは4850万トン、ブラジルは1億7500万トン、中国は2100万トンで据え置き。米国は1億1798万トンと、前月見通し(1億1812万トン)から下方修正。中国の輸入高は1億1200万トンで据え置き。

 

検索用/トウモロコシ作柄、トウモロコシ、エルニーニョ、スーパーエルニーニョ、干ばつ

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。