中央銀行の金購入量(2025年4-6月期、前期比)

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有金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が7月31日に公表した「Gold Demand Trends」によると、2025年4-6月期の公的機関の金購入は166.5トンと、前年同期比21.3%減少。2四半期連続でマイナスとなり、2022年4-6月期(158.6トン)以来の低水準となったものの、19四半期連続で買い越しております。

なお、2025年6月時点の金保有国ベスト100で、前期から増加させた国は17ヶ国、減少させた国は6ヶ国。最も金準備を増加させた国は引き続きポーランドで18.7トン増加。一方で、最も減少させた国はシンガポールで10.9トン減少しております。

 

増減の大きかった上位国(前期比、2025年6月時点)

増加させた国

減少させた国

国 名

前期比 国 名

前期比

ポーランド

18.7㌧ シンガポール

-10.9㌧

アゼルバイジャン

15.8㌧ ウズベキスタン

-3.1㌧

カザフスタン

15.7㌧ UAE

-1.4㌧

トルコ

10.8㌧ ドイツ

-1.0㌧

カンボジア

8.0㌧ フィリピン

-0.9㌧

中国

6.2㌧ メキシコ

-0.1㌧

チェコ

5.7㌧

キルギス

4.7㌧

カタール

2.5㌧

ガーナ

2.0㌧

※WGCのデータを基に豊トラスティ証券作成

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