日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比491.64円安の48088.80円で終了となり、反落。次期政権の枠組みを巡る不透明感が強まっていることに加えて、連休を控えた持ち高整理の売りや買い方の利喰い売りが出た模様。47962.61円まで下げる場面もみられたものの、終値では48000円台を維持しております。

テクニカル的な相場の過熱感も意識された様です。10月10日時点で相対力指数(RSI)は71%まで低下してきたものの、25日平均線との上方乖離率は6.06%、200日平均線との上昇乖離率は21.88%と、共に買われ過ぎの目安の水準を上回って推移しております。

また、自民党の高市総裁と公明党の斉藤代表が会談し、大引け後に斉藤代表が自民党との連立から離脱する方針を表明。政局の不透明感が強まっております。財政拡張・金融緩和路線を期待した「高市トレード」の逆回転が強まり、節目の48000円を割り込むようですと、短期的に10月1日の安値44357.65円から10月9日の高値48597.08円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準46977.62円辺りまで下げて来ることも想定されます。ただ、日本株の先高期待はなお強く、今週の上昇局面で買い遅れた投資家の買いが入りそうです。

 

 

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