投資部門別売買動向(月別)

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日本取引所グループ(JPX)が発表した10月投資部門別株式売買動向(現物株と先物合計)によると、海外投資家は1兆3223億円買い越しと、買い越しに転じました。現物は3兆4413億円の買い越しと、過去最高だったアベノミクス相場下の2013年4月(2兆6826億円の買い越し)を大幅に上回り、少なくとも2000年以降で最大の買い越し幅となっております。一方で、先物は2兆1190億円売り越しております。

個人は2164億円の売り越しと、8ヶ月連続で売り越し。現物は3638億円の売り越しと、6ヶ月連続で売り越しております。先物は1473億円買い越し。事業法人は6375億円の買い越し、年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は8012億円の買い越しと、6ヶ月ぶりに買い越しに転じております。

なお、10月の日経平均株価は前月末比7478.71円高の52411.34円で終了。7ヶ月連続で上昇となり、上げ幅は過去最大となりました。米ハイテク株高を受けた人工知能(AI)や半導体関連株の上昇に加えて、高市新政権の政策期待から、史上初めて50000円台に乗せております。

 

 

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