日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比914.14円安の51497.20円で終了となり、4営業日ぶりに反落となりました。先週末の高値52411.34円を上抜いて、一時52636.87円まで上昇。最高値を更新したものの、先週末から書いているように、テクニカル的な買われ過ぎ感が強まる中、買い方の利喰い売りに押されたようです。
テクニカル的(11月4日時点)に相対力指数(RSI)は67%まで低下したものの、25日平均線との上方乖離率は6.49%、200日平均線との上方乖離率は28.06%と、それぞれ節目の5%と20%を大幅に上回って推移。
また、東証プライム市場の売買高上位10銘柄が全体に占める割合を示す「先導株比率」(11月4日時点)は37.10%。節目の30%を上回って推移するなど一部の銘柄に売買が集中しており、ここまで相場を牽引してきた米IT株高を受けて買われてきたAIや半導体関連株や、「高市銘柄」として買われてきた防衛や核融合などの関連株に利喰い売りの動きが強まるようですと、しばらく調整地合い続くことも想定されます。とは言え、高市新政権の政策期待から日本株の先高観は根強いだけに、引き続き安値は買い拾われ易いでしょうか。
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