世界の金ETFの金保有残高(年別)

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産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が1月8日に公表した「Gold-Backed ETF FLOWS」によると、2025年12月末の世界の金ETF(上場投資信託)関連(212銘柄)の金保有残高は前年末比801.21トン増加の4025.41トンと、5年ぶりに増加に転じました。増加幅は2020年(同892.55トン増)以来の大きさ。運用資産残高は同2878.71億ドル増加の5588.58億ドル。3年連続で増加となり、増加幅は過去最高となっております。

米ドルに対する信認が低下していることや、FRBによる利下げ継続期待のほか、「地政学リスク」やFRBの独立性への懸念が拡がる中、「安全資産」として金が選好されたようです。

 

世界の金ETFの金保有残高(年別、前年比)

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地域別で見てみると、全地域で増加。最も増加した地域は北米で、同445.58トン増加。2年連続で増加となっております。欧州は同131.37トン増と、5年ぶりに増加に転じました。また、アジアは同215.37トン増と、3年連続で増加。その他地域は同8.88トン増と、2年連続で増加。

国・地域別で見てみると、調査対象(21ヶ国、現在は19ヶ国・地域)のうち、2025年に最も増加した国は米国で前年末比438.0トン増加。一方で、最も減少したのは南アフリカで同1.6トン減少。

銘柄別で見てみると、調査対象の212銘柄のうち、2025年は139銘柄が前月末から増加し、36銘柄が減少、37銘柄は変わらずでした。最も増加したのは「SPDR Gold Shares(米国)」で前年末比197.99トン増加。一方で、最も減少したのは「SMO Physical Gold ETC(英国)」で同1.06トン減少。

 

世界の金ETF 地域別金保有量(年別)

2025年末

2025年末

前年末比

北米

1650.48㌧ 2096.07㌧

 445.58㌧増

欧州

1287.94㌧ 1419.31㌧

131.37㌧増

アジア

221.44㌧ 436.81㌧

215.37㌧増

その他地域

64.34㌧ 73.22㌧

8.88㌧増

世界合計

3224.20㌧ 4025.41㌧

801.21㌧増

※WGCの資料を基に豊トラスティ証券作成

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