中国の消費者物価指数と卸売物価指数
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中国国家統計局が2月11日に発表した2025年中国消費者物価指数(CPI)は、前年同月比0.2%上昇。4ヶ月連続でプラスとなったものの、伸び率は前月(0.8%上昇)から鈍化しております。春節(旧正月)の時期が2月中旬にずれたため関連消費が伸び悩んだ模様。
中国の物価に大きな影響を与える豚肉価格は同13.7%低下。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は同0.8%上昇(前月は1.2%上昇)。
同時に発表された1月中国卸売物価指数(PPI)は同1.4%低下。下落率は前月(1.9%低下)から縮小したものの、40ヶ月連続で低下しております。
なお、同局は5年に1度行う物価統計の基準改定を行い、今年1月分から2025年を基準年に改めております。最近の消費動向を分析し、高齢者用品や自動車用電力、美容医療サービスなどの価格も反映させております。
◆中国人民銀、内需拡大へ金融支援強化へ
中国人民銀行(中央銀行)は2月10日に第4四半期の金融政策報告で、過剰生産能力と消費低迷が企業信頼感を圧迫し成長見通しが鈍化しているとして、内需拡大に向け金融支援を強化すると発表しました。
人民銀は、経済は安定しているが「供給は強い一方で需要が弱い」という課題に直面していると指摘。金融機関による内需支援強化と民間資本による消費・投資の拡大への参加を導き、共同での成長の安定化を図ると共に、サービス消費拡大支援へ一段の金融資源を投入するとしております。
金融政策面で人民銀は、安定した経済成長と物価の適正な回復推進が重要とし、政策実施の度合い、ペース、タイミングを慎重に制御するとしました。また、銀行の負債コストを引き下げ、技術革新への支援を強化し、流動性管理のための国債取引を定期的に実施するとの方針を示しております。
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