ダウ工業株30種平均
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昨晩のダウ工業株30種平均は、前営業日比17.05ドル高の49499.20ドルで終了。米連邦最高裁が2月20日にトランプ米政権が発動した国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づく「相互関税」が違憲との判決を下したことを受けて、企業収益の改善が強まるとの見方から買われるも、トランプ米大統領が代替策として通商法122条を根拠に世界一律10%の関税を課すとしたことから、トランプ米政権の高関税政策を巡る先行き不透明感が強まり、23日に急落。50日平均線を割り込み、48731.46ドルまで下げる場面も見られております。人工知能(AI)が既存産業の脅威になるとの警戒が再燃したことも嫌気された模様。
前日に売り込まれたハイテク株に買い戻しが入り、25日は急反発。その後、ソフトウエア関連株の買い戻しが続き、26日まで3営業日続伸。26日に49815.22ドルまで上昇する場面も見られております。
ただ、エヌビディアの2025年11月〜2026年1月期決算が25日に発表され、売上高・純利益共に過去最高を更新。また、2026年2-4月期の売上高見通しが市場予想を上回ったものの、「噂で買って事実で売る」展開となり、ほかの半導体関連株にも売りが拡がったことから、高値を維持出来ず。
一方で、米顧客管理ソフト大手セールスフォースが同日発表した2025年11月〜2026年1月期決算は、売上高が市場予想を上回りました。人工知能(AI)が業務ソフト事業のビジネスモデルを揺るがす「SaaSの死」が懸念されている中、堅調な業績を示したとの受け止めが拡がり、ほかのソフトウエアやIT関連株に買いが波及し、相場を下支えたようです。
イラン情勢を巡る「地政学リスク」の高まりや「SaaSの終焉」を巡る根強い不安に加えて、FRBの金融政策の先行きに不透明感が強まり、投資家心理の重荷となっているようです。一方で、テクニカル的にMACDが下げ止まりの動きを見せ始める中、安値は買い拾われ易くなっているだけに、引き続き50日平均線や一目均衡表の雲を維持出来るか注目されます。
SOX指数
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