NY白金

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比71.6ドル安の1970.5ドルで終了。3週連続で下落しております。

3月10日に2245.7ドルまで上昇するも、原油価格が再び上昇し始める中、投資家のリスクオフ姿勢が強まり、50日平均線を上抜くことは出来ず。イラン情勢の緊迫化を受けた「有事のドル買い」の動きが続いており、相対的にドル建て商品に割高感が生じていることも、引き続き上値を押さえたようです。

その後、11日から13日まで3営業日続落。16日に2001.1ドルまで下げる場面も見られている。100日平均線をサポートに下げ止まる動きも見せたものの、FOMC(米連邦公開市場委員会)がタカ派な内容となったことを受けて、FRBによる利下げ期待が後退する中、19日は大幅安となり、終値では2月17日以来の2000ドル割れで終了。相関性の強い金相場が急落する中、翌20日も続落となり、週明け23日の時間外取引も下げ止まらず。直近安値1806.0ドル(2月6日)を下回り、一時1703.0ドルまで下げる場面も見られております。

米国とイスラエルとイランの軍事衝突は4週目に入りましたが、トランプ米政権から戦争終結に向けた明確な出口戦略が見えない一方で、イランは徹底抗戦の構えを崩していないことから、米国の中東での軍事作戦が市場の想定よりも長期化するとの見方が拡がっております。中東情勢や世界景気の先行き不透明感が高まっている上に、相関性の強い金相場の下げが止まらない中、当面は上値の重い展開が続きそうです。

相対力指数(RSI)が節目の30%に近づく中、目先は自律反発の動きも出て来きそうですが、200日平均線を維持出来ないようですと、昨年4月7日の安値878.3ドルから今年1月26日の高値2925.0ドルの上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%押し水準1660.1ドル辺りまで下げて来ることも想定されます。

 

 

 

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