NY金

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世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は1052.99トンと、前営業日比0.29トン増加。9営業日ぶりに増加に転じました。

一方で、世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」は474.32トンと、前営業日比1.55トン減少。8営業日連続で減少しております。

トランプ米大統領が3月23日にイランの発電所への軍事攻撃を5日間延期すると表明。また、イランと停戦に向けた協議を行っていることを明らかにしたことから、中東情勢を巡る過度な懸念が後退。原油価格が急落する中、NY金が200日平均線をサポートに反発に転じたことから、金市場に安値拾いの買いが入り始めているようです。

NYタイムズは24日に、「米国はイランに対して中東戦争終結に向けた15項目の計画を送付した」と報じ、イスラエルのメディアも同日に、米国はイランと1ヶ月の停戦を探っていると報じるなど、停戦に向けた交渉が進むとの期待が拡がっております。英フィナンシャル・タイムズによると、イランもパキスタンやトルコなどが仲介を試みていると認めた模様。

また、英フィナンシャル・タイムズによると、イランは24日に国際海事機関(IMO)加盟国あての書簡で、「非敵対的船舶」についてホルムズ海峡の通過を認める立場を示したようです。

ただ、イスラエルの攻撃とイランによる報復が続いている上に、米メディアはトランプ米政権が数千人の米海兵隊を中東に追加派遣すると報じており、米軍が地上作戦の準備を整えるまでの時間稼ぎをしているとの見方も浮上するなど、中東情勢の先行き不透明感は依然として強く、短期的な反発に留まるとの見方も多いようです。

目先は、「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高増加が続くかが焦点となりそうです。NY金は週明け23日に長い下ひげを引いており、テクニカル的に200日平均線のサポートを確認したような形となっているだけに、最近の急落で実需の動きが活発化するようですと、底打ち感が強まりそうです。

 

SPDRゴールド・シェアの金保有残高

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