ダウ工業株30種平均

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昨晩のダウ工業株30種平均は前営業日比790.33ドル高の49652.14ドルで終了。

4月21日に49848.69ドルまで上昇するも、50000ドル台を回復出来ず。急ピッチな上昇に対する警戒感が強まる中、4月23日から30日まで5営業日続落。4月25日にパキスタンで開催されるとみられていた米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡り、米国が交渉団を派遣することを見送ったことを受けて、米国とイランの戦闘終結に向けた協議に先行き不透明感が拡がる中、原油相場が急騰したこともあり、4月30日に48708.57ドルまで下げる場面も見られております。

FOMC(米連邦公開市場委員会)でFRBは市場の想定通り3会合連続で政策金利の据え置きを決定。ただ、3人が決定に賛成しつつも、金融緩和志向が維持された声明の内容に反対したことを受けて、市場でFRBの利下げが遠のいたとの見方が拡がったことも嫌気されたようです。ただ、原油相場の上昇が一服したことを受けて、5月1日は急反発となっております。

なお、旺盛な人工知能(AI)需要を背景に業績拡大への期待感から半導体関連銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3月31日から4月24日まで18営業日連続で上昇。エヌビディアは4月27日に半年ぶりに上場来高値を更新しました。

ナスダック総合株価指数も3月31日から4月17日まで13営業日続伸するなど、連日で最高値を更新。その後も、高値圏で推移するなど、ハイテク関連銘柄の構成比率が小さいダウとは対照的な値動きとなっております。

米国とイランの戦闘終結に向けた協議に先行き不透明感が強い中、当面は上値の重い展開が続きそうです。100日平均線を維持出来ないようですと、3月30日の安値45057.28ドルから4月21日の高値49848.69円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準48018.37ドルや50日平均線辺りまで下げて来ることも想定されます。

ただ、恐怖指数とも呼ばれる「VIX指数」は9日以降、終値では節目の20を下回って推移しており、投資家心理の改善は進んでいる模様。

米企業決算で、市場予想に対する利益の上振れが例年以上となるなど、企業収益は好調さを保っていることもあり、引き続き安値は買い拾われそうです。

 

SOX指数

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