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ベッセント米財務長官は9月1日に、20ヶ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議終了後の記者会見で、日本に対してデフレから脱却するための大規模な金融緩和といった「リフレ政策を終えるべきだ」と伝えたことを明らかにしました。

安倍元首相がアベノミクスを推進し、インフレ率が2%を超えたことで「リフレ政策は成功した」と言及。「今はタカイチノミクスだ」と述べ、デフレを前提にした政策からの転換を訴えております。

◆ベッセント米財務長官、円安阻止へ「断固たる金融政策を支持」

米財務省は9月1日に、ベッセント財務長官が植田日銀総裁と8月30日に会談し、「円の大幅な過小評価に対処するため、日本が市場と金融政策の両面で断固たる措置を講じることを強く支持する」と表明したと発表。「インフレ期待を安定させ、為替相場の過度な変動を回避するため、適切な金融政策を講じ、情報発信することが重要だ」と強調しました。

ベッセント氏は日米の緊密な連携の重要性を強調。「円安が日本のインフレ圧力を高める一因となっている」と指摘し、インフレ期待の安定や過度な為替変動の回避には「適切な金融政策の策定と発信が肝要だ」と訴えております。

なお、ベッセント氏は日本の新発10年物国債利回りが30年ぶりに3%を上回ったことに関して記者団に問われ、「日本は正しい措置を取っている」と述べております。

◆植田日銀総裁、追加利上げ、今月も議論

植田日銀総裁は9月1日に、G20財務相・中央銀行総裁会議終了後の記者会見で、追加利上げについて「(今月開催される)次回の金融政策決定会合を含め、毎回の会合でしっかりと議論する」と説明。政策判断に当たって重視する基調的な物価上昇率は「かなり2%に近づいている」と述べ、目標達成に自信を示しております。

植田氏は7月の会合後に公表された経済指標に関して、「見通しに大体沿ったデータが出ている」と指摘。利上げのペースは、中東情勢や為替市場の動向も踏まえて検討していく考えを示しております。

金融市場で日銀が次回会合で利上げに踏み切るとの見方が強まっていることついては、「日々の市場の動きにはノーコメント」とし、ベッセント米財務長官が日銀の早期利上げに繰り返し期待を表明していることに関しては、「(日銀の政策に)コメントする、しないはそれぞれの判断だ」と述べております。

◆片山財務相、ベッセント米財務長官と会談

片山財務相は8月31日に、ベッセント米財務長官と会談。7月末の日米両政府による協調介入以降、両氏の会談は初めて。足元の市場動向などについて協議した模様。会談後、片山氏は記者団に「ベッセント長官とは秩序だった円相場は米国を含む世界の金融市場の安定のために不可欠であり、日米の継続的な協調した取り組みが共通の目的に資することを確認した」と述べております。

◆ベッセント米財務長官、5月訪日時に高市政権の経済政策に不満をぶちまけ?

NYタイムズは9月1日の電子版で、ベッセント米財務長官が5月に訪日し、片山財務相と夕食を共にした際に、2時間以上にわたり高市政権の経済政策に対する不満をぶちまけていたと報じました。ベッセント氏は、高市首相の一部の経済顧問がなぜ円安の利点を説いているのかと問い詰めたとしております。

 

 

 

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