米ドル・円
↓クリックすると拡大します↓
米ドル・円は、米ドル・円は、米長期金利が2年11ヶ月ぶりに5%の大台を突破したことや原油高を受けて、9月15日に4日以来の155円台を回復。FRBが全会一致で3年2ヶ月ぶりに利上げを決定したことを受けて、その後も円安基調が進む中、日銀も2会合ぶりに利上げを決定したものの、2人が利上げに反対票を投じて「ハト派的な利上げ」との見方が拡がる中、円売りドル買いが加速。18日の東京時間に157円台を回復しております。
FRBはFOMC(米連邦公開市場委員会)で、全会一致で3年2ヶ月ぶりに利上げを決定。ウォーシュFRB議長は声明公表後の記者会見で、「インフレ率は依然として高い水準にある上に、その状況が長く続いている」と述べ、物価上昇への警戒を改めて示しました。また、FOMCメンバーの政策金利見通しである「ドット・チャート」でも年内あと1回の利上げの可能性が示唆されるなど、年内の追加利上げ観測が強まっております。
一方で、日銀も2会合ぶりに利上げを決定したものの、前述のように2人が利上げに反対票を投じて「ハト派的な利上げ」との見方が拡がったことから、日米金利差拡大観測が再度強まっているようです。
200日平均線が近づくにつれて、日米通貨当局による協調介入への警戒感が再度強まりそうですが、テクニカル的にもMACDがゴールデン・クロスとなっただけに、目先は7月23日の163.99円から9月8日の152.87円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値戻し水準158.43円や200日平均線を上抜くことができるかが焦点となりそうです。
なお、米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のIMM通貨(円)のネット・ロングは9月8日時点で前週比10万3023枚増加の1万0796枚と、4週ぶりに増加。2月24日時点(1万1539枚)以来のネット・ロングに転じました。
IMM円のネット・ロング
↓クリックすると拡大します↓
◆8月貿易統計:4ヶ月連続で赤字
財務省が9月16日に発表した8月貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆1056億円の赤字でした。赤字は4ヶ月連続。中東情勢の緊迫化に伴う原油高や円安を背景に輸入額が大きく膨らみ、赤字は前年同月の4倍近くに拡大しております。
輸入額は前年同月比28.0%増の11兆1540億円と、8月として過去最高を更新。輸出額は19.3%増の10兆0483億円と、同じく8月としては過去最高となっております。
日本の貿易収支
↓クリックすると拡大します↓
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。


