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石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」で自主減産を実施しているサウジアラビア、ロシア、イラクなど有志8ヶ国は、9月7日にオンラインで会合を開催します。

有志8ヶ国による自主減産は9月で終了する予定となっていますが、ロイター通信は9月3日に有志8ヶ国が、追加増産を検討していると報じました。米国やブラジルなどが供給量を増やす中、価格維持よりも市場シェアの回復を優先する模様。ただ、10月は増産を見送る可能性もあるとしております。

「OPECプラス」は有志8ヶ国の自主減産の枠組み以外に、原則として参加国全体が実施している日量200万バレルの協調減産と、日量166万バレルの有志国による自主減産を行っており、5月末の閣僚級会合で2026年末まで続ける方針を示しました。追加増産に踏み切る場合、日量166万バレルの有志国による自主減産を縮小するとみられております。

なお、有志8ヶ国は8月の会合で、アラブ首長国連邦(UAE)の追加増産枠を認めており、有志8ヶ国の自主減産枠の日量220万バレルと合計で、9月は日量250万バレル供給拡大する見込み。

 

 

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