ダウ工業株30種平均

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ダウ工業株30種平均は、人工知能(AI)投資を巡る不透明感が相場の重荷となり、52000ドルを挟んだ揉み合いが続いていたものの、好決算銘柄やヘルスケア、消費関連株などのディフェンシブ銘柄を中心に買い進められる中、10月20日に100日平均線及び50日平均線を突破。8月5日を起点としたダウン・トレンドも上抜き、その後22日まで3営業日続伸。

米宇宙・人工知能(AI)企業スペースXの決算が上場後初めての黒字を計上。先行き懸念が和らぎ、AI関連銘柄に買いが拡がったようです。テクニカル的にもMACDが上昇基調を強める中、8月5日の高値54744.33ドルから10月1日の安値50546.54ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値戻し水準52645.44ドルを上抜き、22日に52927.88ドルまで上昇する場面も見られております。

ただ、米メタ(旧フェイスブック)の決算発表を受けて、米ハイテク企業によるAIへの巨額投資を巡る懸念が再燃する中、ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は22日に急落。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7日から16日まで8営業日続落。今週は下げ渋っていたものの、22日に急落。3ヶ月ぶり安値を付けております。

中東情勢を巡る先行き不透明感は強い上に、米中間選挙が迫る中で積極的には買いづらい地合いが続いていますが、企業業績の拡大期待を背景に米国株の先高観は依然根強いようです。

来週は「中銀ウィーク」となり、FOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されるため、様子見姿勢が強まる可能性もありそうですが、引き続き米主要企業決算を眺めながらの展開が続きそうです。人工知能(AI)関連の資金調達への不安が根強い中、来週も米グーグル親会社アルファベットやマイクロソフトなど超大型ハイテク企業の決算発表が相次ぐだけに、AI投資や収益を巡る見通しが引き続き注目されそうです。

テクニカル的にはMACDがゴールデン・クロスとなる中、ボリンジャー・バンドもバンド・ウォークの形を維持しているだけに、50日平均線をサポートに9月4日以来の53000ドル台を回復し、61.8%戻し水準53140.77ドルを上抜くことができるか注目されます。

◆スペースXとテスラが統合協議

起業家イーロン・マスク氏は10月20日に、スペースXの最高経営責任者(CEO)として臨んだ決算説明会で、テスラとの統合議論のため両社に特別委員会を設置したことを明らかにしました。統合が実現すれば、M&A(合併・買収)で世界最大となります。

 

SOX指数

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