トランプ米大統領は5月21日にホワイトハウスで記者団に対して、イランの高濃縮ウランの扱いについて、「彼らに保有させない」と述べました。これに先立ちロイター通信は、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が高濃縮ウランの国内保持を指示したと報じていました。トランプ氏はまた、ホルムズ海峡に関して「開放を望む。通航料は望んでいない」と強調。イランの主張する同海峡の管理権を否定しております。
イランとの交渉について、ルビオ国務長官は21日に、訪問先のマイアミで「いくつか良い兆候があった」と指摘。ただ、「過度に楽観的にはなりたくない。今後数日間で何か起こるか様子を見よう」と述べております。
一方、イランメディアによると、同国の外務省報道官は21日に、核問題を巡る報道は「臆測に過ぎず、信ぴょう性に欠ける」と述べ、高濃縮ウランの国内保持に関する報道を事実上否定。その上で、米国との交渉ではレバノンを含む全ての戦線で交戦を終わらせることに注力していると強調しました。
◆タンカーなど35隻がホルムズ通航
イランメディアによると、同国の精鋭軍事組織「革命防衛隊」は5月22日に、過去24時間で石油タンカーやコンテナ船など35隻が原油輸送の要衝ホルムズ海峡を通航したと発表しました。船舶はいずれもイラン側の許可を得たと説明。封鎖状態が続く同海峡について、管轄権を握っていることを示唆しました。なお、革命防衛隊は21日にも、過去24時間で船舶31隻がホルムズ海峡を通航したと表明しております。
◆イラン指導者、高濃縮ウランの国内保持指示
ロイター通信は5月21日に、イラン高官2人の話として、最高指導者モジタバ・ハメネイ師が高濃縮ウランを国外に出さないよう指示したと報じました。イランが保有する高濃縮ウランの搬出は米国の主な要求の一つとなっております。
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