日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比52.30円安の50602.80円で終了となり、3営業日ぶりに反落。円安を好感した買いが入り、一時51107.77円まで上昇。12月4日以来の51000円台を回復するも、明日未明にFOMC(米連邦公開市場委員会)声明を控える中、買いが続かず。ポジション調整の動きが強まる中、小幅安で終了しております。

FRBが3会合連続で利下げに踏み切るとの見方が大勢を占めており、焦点は来年の利下げ回数になりそうです。9月のFOMCで公表されたFOMCメンバーの金利見通し(ドットチャート)では、2026年は年1回の利下げが想定されていますが、最近の米労働市場の減速を受けて、利下げ回数の見通しが引き上げられるか注目されます。ただ、依然としてFRB内部では利下げのペースを巡り、意見の相違があるとの見方から、今回は「タカ派利下げ」になるとの見方が多いようです。

また、12月1日に3年半にわたる量的引き締め(QT)が12月1日に終了しましたが、市場の一部では量的緩和(QE)の再開が近いとの見方が出始めており、パウエル議長がQEについて言及するかも注目されます。

◆11月企業物価指数、前年同月比2.7%上昇

日銀が発表した11月国内企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は128.0と、前年同月比2.7%上昇。伸び率は前月(2.7%上昇)と変わらずでした。コメや卵といった農林水産物や飲食料品の価格上昇のほか、銅など非鉄金属の市況高騰が押し上げ要因となった模様。

 

 

 

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