日経平均株価
↓クリックすると拡大します↓
投資部門別売買動向はこちら
日経平均株価は前営業日比1241.48円安の46847.32円で終了となり、大幅続落。先週末に公明党が自民党との連立政権から離脱したことで、国内政治を巡る不透明感が強まった上に、米中貿易摩擦が再燃する中、投資家のリスクオフ姿勢が強まる中、幅広い銘柄に売りが先行。売り一巡後、前週の上昇局面で買い遅れた投資家などの買いが入り、下げ幅を縮小する場面もみられたものの、立憲民主党と日本維新の会、国民民主の3党の幹事長が夕方に予定される中、政治空白や財政拡張への懸念から日本株・国債・日本円の「トリプル安」への懸念から、後場に入ると再度下げが加速。一時46544.05円まで下げる場面もみられております。
次期政権の枠組みを巡る不透明感が強まる中、ここまで上昇を牽引してきた海外投資家の買いが鈍化するとの見方が出ております。10月1日の安値44357.65円から10月9日の高値48597.08円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準46977.62円を割込みつつある中、このまま47000円台に戻せないようですと、半値押し水準46477.37円も維持出来ずに、10月3日と6日の間に空けたギャップ(窓)を埋める動きになることも想定されます。その場合、25日平均線を維持出来るか注目されます。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。