日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比313.11円安の36985.87円で終了となり、続落。

米財政の悪化懸念を背景に、昨晩の米国市場は再び株安・債券安(金利上昇)・ドル安の「トリプル安」に見舞われました。米長期金が上昇し、株式の相対的な割高感が意識される中、主要3指数が揃って続落した流れを受けて、国内市場も売りが先行。一時36855.83円まで下げる場面も見られるなど、5月8日以来の37000円割れで終了しております。

MACDがデッド・クロスとなる中、明日も引き続き75日平均線を維持出来るかが焦点となりそうです。割り込む様ですと25日平均線辺りまで下げて来ることも想定されます。

なお、日銀の野口議委員は宮崎市で講演し、「物価の基調が2%近傍で安定しつつあることを慎重に見極めつつ、政策金利を調整していく」と述べた上で、「ほふく前進的なアプローチが重要」と、段階的に利上げを進めていくべきだとの認識を示しました。

また、内閣府が発表した3月機械受注統計(季節調整値)によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力を除く)の受注額は前月比13.0%増の1兆0107億円と、2ヶ月連続でプラスとなっております。基調判断は「持ち直しの動きが見られる」に据え置いております。トランプ米政権による関税措置の影響について、内閣府は「来月以降、注視する必要がある」(景気統計部)と説明しております。

 

 

 

 

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