日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比76.68円安の39569.68円で終了となり、続落。高値で39957.80円を付けるも、引き続き40000円台に乗せることは出来ず。上値の重い展開が続いております。
20日に参院選の投開票を控える中、消費減税などを掲げる政党の勢いが目立ち、財政悪化懸念に伴う株安への懸念が出始めております。また、トランプ米大統領が日本に25%の関税を課すことを明らかにしたことを受けて、日本の景気に下押し圧力が働くとの懸念も拡がっているようです。7日に決算を発表した安川電機は2026年2月期の業績予想を下方修正。7月末から日本の主要企業の2025年4-6月期決算が始まりますが、仮に関税が上乗せされるようだと、業績予想を下方修正する企業が増える可能性がありそうです。
テクニカル的にMACDはデッド・クロスを維持しており、このまま40000円台を回復することが出来ないようですと、短期的に5月22日の安値36855.83円から6月30日の高値40852.54円の上げ幅をフィボナッチリトレースメントで見た場合の38.2%押し水準39325.80円辺りまで下げて来ることも想定されます。
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