公的機関の金準備
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有力産金界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に発表したレポートによると、昨年11月の公的機関の金準備は35369.1トンでした。公表されている金保有国ベスト100で、最も増加した国は中国(+32.0トン)、減少した国はウズベキスタン(-1.6トン)。なお、ロシアは2月以降については金準備の残高を公表しておりません。
国別にみると、中国は同32.0トン増加。2019年9月末以来、3年2ヶ月ぶりに増加に転じました。また、中国人民銀行(中央銀行)によると、昨年12月も約30トン増加した模様。
トルコは同19.3トン増となり、12ヶ月連続で増加。他、フィリピン(+0.5トン)、エジプト(+0.1トン)、カタール(+0.8トン)、キルギス(+6.2トン)、チェコ(+0.4トン)が増加となっております。
一方で、金購入の常連国であるウズベキスタン(-1.6トン)、カザフスタン(-3.7トン)は売却に動いた模様。他、メキシコ(-0.1トン)、モンゴル(-0.3トン)が減少させております。インドは増減がありませんでした。
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