中国共産党は10月28日に、先週開催した第20期中央委員会第4回総会(4中総会)の詳細を示した声明を公表。2026年に始まる次期5ヶ年計画の基本方針を示す文書に位置付けられるこの声明によれば、「内需により多く支えられ、消費によって原動力を得る経済発展モデル」の形成を図る模様。

目標実現に向けて、産業や物価、雇用、消費、投資、環境、貿易などに関する政策を総合的に活用するとし、内需のもう1つの柱である投資についても「合理的な成長を維持する」との方針を掲げております。

ただ、5年間の成長率に関する数値目標は示されませんでした。不動産不況に伴う内需不足が深刻で、高い目標を示すのが難しくなったとみられております。

 

 

 

 

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