ミシガン大、消費者態度指数
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米ミシガン大学が10月10日に発表した消費者調査によると、10月米消費者態度指数(暫定値)は55.0と、前月(確報値、55.1)から低下。3ヶ月連続で低下となり、5月(52.2)以来の低水準となったものの、市場予想(54.0)は上回っております。現況指数は61.0(前月は60.4)、期待指数は51.2(前月は51.7)でした。
ミシガン大の調査担当者は、「消費者は物価高や雇用見通しの悪化など家計に関する問題に関心が高く、それらが改善することを現時点では期待していない」と分析しております。
ミシガン大、米期待インフレ率
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なお、1年先の物価見通しを示す予想インフレ率は4.6%と、前月(4.7%)から低下。5年先の予想は3.7%と、前月(3.7%)から変わらずでした。
◆9月米期待インフレ、5ヶ月ぶり高水準
NY連銀が10月7日に発表した9月米消費者調査によると、1年先の期待インフレ率は3.38%と、前月(3.20%)から上昇。3ヶ月連続で上昇となり、4月(3.63%)以来5ヶ月ぶり高水準となっております。消費者の間でインフレが長引くとの見方が再び拡がりつつあるようです。
なお、中期的な見通しを示す3年先の期待インフレ率は3.05%(前月は3.00%)と、4月(3.17%)以来の高水準。長期的な見通しを示す5年先の期待インフレ率は2.97%(前月は2.93%)と、2月(2.98%)以来の高水準となっております。いずれもFRBが物価目標とする2%を上回る水準が続いております。
NY連銀、米期待インフレ率
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