金標準

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金標準(期先)は前営業日比1265円安の20765円で終了となり、急落。5営業日ぶりに反落となりました。

一時22288円まで上昇し、最高値を更新する場面もみられたものの、22000円台に乗せた達成感に加えて、テクニカル的に相対力指数(RSI)が90%まで上昇、200日平均線との上方乖離率も41.72%まで上昇するなど、テクニカル的な買われ過ぎ感が強まっていたため、買い方の利喰い売りに押される展開になったようです。先週末の安値21058円を割り込んだことで下げ幅を拡大。20696円まで下げる場面もみられております。

目先は21000円台に戻せるかが焦点となりそうですが、テクニカル的にMACDの上昇が鈍化し始める中、200日平均線との上方乖離率は33.26%と、まだ調整余地があるように見えます。ボラティリティーの高い値動きが続く中、今週も乱高下する可能性がありそうです。また、国内の政局が大きく動く可能性があり、円相場の動きに左右されることも想定されます。

 

白金標準

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白金標準(期先)は前営業日比1003円安の7247円で終了となり、急落。一時7222円まで下げる場面もみられております。本日大きく下げた反動で、自律反発の動きも出てきそうですが、MACDがデッド・クロスとなる中、反発場面では戻り売り圧力が強まる可能性もありそうです。

金相場と同じく、ボラティリティーの高い値動きが続く中、今週も乱高下する可能性がありそうです。目先は9月18日の安値6101円から10月17日の高値8250円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準7429円を上回ることが出来るか注目されます。

 

 

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