金標準
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金標準(期先)は前営業日比1019円高の22030円で終了となり、4営業日続伸。前日の高値21047円を上抜いて、22060円まで上昇するなど、連日で最高値を更新。前日に初めて21000円に乗せたのも束の間、本日は初めて22000円台に乗せてきております。
テクニカル的に相対力指数(RSI)は90%まで上昇。200日平均線との上方乖離率も41.72%まで上昇するなど、テクニカル的な買われ過ぎ感は強まっていますが、先行きの不透明感が強まっている上に、貴金属店の店頭で金地金の一部商品が品切れになっていることから、一段と騰勢を強めているようです。
来週は国内の政局が大きく動く可能性があり、円相場の動きに左右される可能性がありそうです。また、前述のように、テクニカル的な買われ過ぎかが強まる中、そろそろ買い方の利喰い売りに押される場面も出てきそうですが、引き続き安値は買い拾われることが想定されます。
白金標準
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白金標準(期先)は前営業日比300円高の8250円で終了となり、反発。前日の高値8045円を上抜いて8250円まで上昇するなど、終値でも8000円台に乗せてきております。
ただ、NY市場と同じく、投資家のリスクオフ姿勢が強まる中、金相場に比べると白金相場は上昇の勢いがやや弱まって来ているように見えます。相対力指数(RSI)は75%まで上昇してきているものの、相場の過熱感はそこまで強くないだけに、引き続き金相場から見た相対的な割安感から買われるか注目されます。最近の傾向として500円ずつレンジを切り上げてきているだけに、目先は8000円を維持出来るかが焦点となりそうです。
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