CB、米消費者信頼感指数

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米民間有力調査機関コンファレンス・ボードが11月25日に発表した11月米消費者景気信頼感指数(1985年=100)は88.7と、前月(改定値、95.5)から低下。4月(85.7)以来7ヶ月ぶり低水準となっております。インフレの長期化や労働市場の悪化に対する警戒感が消費者心理を冷やした模様。米政府閉鎖が追い打ちをかけたようで、市場予想(93.2)も下回っております。なお、現況指数は126.9(前月は131.2)、期待指数は63.2(前月は71.8)でした。

 

米小売売上高

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◆9月米小売売上高、前月比0.2%増

米商務省が11月25日に発表した9月米小売売上高(季節調整済み)は7332億5800万ドルと、前月比0.2%増加。4ヶ月連続でプラスとなったものの、市場予想(0.3%増)はやや下回りました。GDPの消費支出に最も近いとされる自動車やガソリン、建材、食品サービスを除いたコア小売売上高は前月比0.1%減少。

◆9月米卸売物価、前年同月比2.7%上昇

米労働省が11月25日に発表した9月米卸売物価指数(PPI、季節調整済み)は前月比0.3%上昇と、市場予想(0.3%上昇)と一致。7月以来2ヶ月ぶりに上昇に転じております。ガソリン価格の高騰が指数全体を押し上げた模様。前年同月比(季節調整前)では2.7%上昇と、伸び率は前月と変わらず。エネルギーと食料品を除いたコア指数は前月比0.2%上昇、前年同月比では2.9%上昇となっております。

 

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