米消費者物価指数
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米労働省が3月12日に発表した2月米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.8%上昇。伸び率は前月(3.0%上昇)を下回り、5ヶ月ぶりに鈍化。市場予想(2.9%上昇)も下回っております。
変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数も同3.1%上昇と、伸び率は前月(3.3%上昇)から鈍化しております(市場予想は3.2%上昇)。サービス価格(エネルギー関連を除く)は住居費などの値上がりが響き、4.1%上昇となっております(前月は4.3%上昇)。
瞬間風速を示す前月比では全体は0.2%上昇(前月は0.5%上昇)、コア指数は0.4%上昇(前月は0.6%上昇)。
◆2月米期待インフレ、前月から大幅に上昇
NY連銀が3月10日に発表した2月米消費者調査によると、1年先の期待インフレ率は3.13%と、前月から大幅に上昇。2ヶ月ぶりに上昇に転じました。トランプ米大統領が相次いで打ち出す高関税政策でインフレ再燃懸念が燻っております。3年先は3.00%と、4ヶ月連続で上昇(前月は2.99%)。
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