公的機関の金準備(年別)
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産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が1月31日に公表した「Gold Demand Trends」によると、2022年の公的機関の金購入は1135.7トンと、前年(450.1トン)から約2.5倍に急増。過去最高となりました。
西側諸国がウクライナ侵攻に対する経済制裁をロシアに対して行い、保有する米ドルが凍結される中、米国と距離を置く国を中心に、米ドルから制裁下でも融通が利きやすい金へのシフトが進んだ様です。また、世界的な高インフレや米景気の減速懸念が拡がる中、外貨準備の運用先分散化の一環として金を購入する中銀が増えていると見られております。
国別では、毎月ブログやレポートでお伝えしている様に、中国をはじめ、トルコやカタール、イラクなど中東地域の購入が目立っております。
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