SPDRゴールドの金保有残高(月別)

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世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の4月末の金保有残高は前月末比10.88トン増加の944.26トン。3ヶ月連続で増加しております。

また、世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」の金保有残高は同12.44トン増加の437.32トンと、同じく3ヶ月連続で増加となりました。

トランプ米政権の「相互関税」を巡り、「貿易戦争」が激化して世界景気が後退するとの懸念や、トランプ米大統領の「朝令暮改」の発言に振り回されるとの警戒感に加えて、ウクライナや中東巡る「地政学リスク」も再度高まっており、「安全資産」として金が選好される展開は続いている様です。

◆ポールソン氏、金価格は3年以内に5000ドルに迫ると予測!!

米著名投資家ジョン・ポールソン氏はロイター通信とのインタビューで、中央銀行による買いと世界的な貿易摩擦を背景に、金価格は2028年までに5000ドルに迫る可能性があるとの見方を示しました。

同氏は、「中銀や市場参加者が、より安定的な資産への投資に目を向けるようになると共に、世界における金の地位は高まっていく」とし、「ドルの信認が低下するとすれば、準備資産として最適なのは金になる」と強調しました。また、トランプ米政権の関税政策に伴い、世界的な貿易摩擦を巡る不確実性が高まっていることも、金にとって追い風だとしております。

 

 

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