四半期別 日本GDP
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内閣府が発表した2025年4-6月期GDP(国内総生産、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.3%増、年率換算で1.0%増でした。過去の数値が見直され、5四半期連続でプラス成長となっております。トランプ関税発動後も自動車などは販売数量を維持し、輸出が伸びたほか、堅調な設備投資もGDPを押し上げた模様。
内需の柱である個人消費は0.2%増。自動車や夏物衣料の販売が伸びたものの、値上げのあった飲料品など食品は低調だったようです。外食や宿泊も減少した模様。設備投資は1.3%増と、5四半期連続でプラス。ソフトウエアや建設用機械への投資が拡大。住宅投資は0.8%増、公共投資は0.5%減。輸出は2.0%増と、2四半期ぶりにプラス転換しております。
名目GDPは前期比で1.3%増、年率換算で5.1%増となっております。年換算の実額では過去最高の633兆3047億円。なお、赤沢経済財政担当相は記者会見で、国内経済の先行きについて、「米国の通商政策による景気下振れリスクには留意が必要だ」と警戒感を示しております。
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