世界の外貨準備の割合
↓クリックすると拡大します↓
国際通貨基金(IMF)が公表した世界外貨準備統計によると、6月末の世界の外貨準備総額は12兆9447億ドルと、前期末(12兆5399億ドル)比3.2%増加しました。
世界の外貨準備の割合(2025年Q2時点)
↓クリックすると拡大します↓
このうち各国の自主申告に基づいて判明した12兆0254億ドルの通貨別内訳によると、各国が外貨準備として保有する通貨に占める米ドルは56.33%となり、前期末(57.79%)から低下しております。なお、第2次トランプ米政権発足と同政権の貿易・経済政策による市場の混乱で、為替レートが劇的に動いたことを考慮し、今回から為替変動調整後のデータとなっております。
2位のユーロは21.13%(前期末は20.00%)、3位の日本・円は5.57%(同5.60%)、4位の英・ポンドは4.83%(同4.74%)、人民元は2.12%(同2.12%)でした。元は、2016年10月にIMF「特別引き出し権(SDR)」の構成通貨に加えられたことを受けて公表対象となった。以前の元は「その他通貨」に含まれていました。
世界の外貨準備に占める米ドルの割合
↓クリックすると拡大します↓
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。