四半期別 日本のGDP
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内閣府が発表した2025年7-9月期GDP(国内総生産、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%減、年率換算で1.8%減と、6四半期ぶりにマイナス成長となっております。トランプ米政権が発動した高関税措置の影響で、自動車などの輸出が落ち込んだことが要因。実額は年率換算で561兆7653億円。
内需の柱である個人消費は0.1%増。前期(0.4%増)から伸び率は鈍化したものの、6四半期連続でプラスとなっております。設備投資は1.0%増と、4四半期連続でプラス。住宅投資は9.4%減と、大幅に落ち込みました。公共投資は0.1%増。
輸出は1.2%減と、2四半期ぶりにマイナスに転じております。トランプ米政権が4月以降に発動した関税措置による悪影響が本格化し、自動車が落ち込んだほか、化学製品、汎用機械も減少しております。統計上は輸出に計上されるインバウンド(訪日客)消費もマイナスに転じました。輸入は原油や天然ガスなどが減り、0.1%減となっております。
なお、物価変動の影響を反映し、生活実感に近い名目GDPは前期比0.1%増、年率換算で0.5%増。実額は年率換算で635兆8225億円でした。
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