投資部門別売買動向(月別)
↓クリックすると拡大します↓
日本取引所グループ(JPX)が発表した9月投資部門別株式売買動向(現物株と先物合計)によると、海外投資家は9287億円売り越しとなり、5ヶ月ぶりに売り越しに転じました。現物は1兆4144億円の売り越しと、6ヶ月ぶりに売り越しに転じた一方で、先物は4857億円の買い越しと、4ヶ月連続で買い越しております。
個人は2490億円の売り越しと、7ヶ月連続で売り越し。現物は2064億円の売り越しと、5ヶ月連続で売り越しております。先物は425億円の売り越し。
また、事業法人は6934億円の買い越し、年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は1兆3234億円の売り越しと、5ヶ月連続で売り越しております。
9月の日経平均株価は前月末比2214.16円高の44932.63円で終了。6ヶ月連続で上昇となりました。米国株と比べた日本株の相対的な出遅れ感が意識される中、半導体関連株を中心に買い進められる展開に。FRBの利下げ再開や石破首相の退陣表明を受けた次期政権への期待感が強まる中、9月19日に一時45852.75円まで上昇するなど、連日で最高値を更新する展開となりました。ただ、その後は四半期末を控えたリバランス(資産配分の調整)の動きが強まり、45000円を割り込んで終了しております。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。