米CNBCテレビは12月10日に、トランプ米大統領が今週からFRBの次期議長候補と面接すると報じました。ベッセント米財務長官が絞った5人の候補のうち4人が最終選考に進むとしております。

市場では、米国家経済会議(NEC)のハセット委員長が最有力とみられておりますが、ベッセント氏が選んだ候補は、ウォーシュ元FRB理事、ウォラーFRB理事、やボウマンFRB副議長(金融監督担当)、米ブラックロックの債券担当最高投資責任者(CIO)であるリック・リーダー氏とみられております。

◆米NECハセット委員長、慎重に利下げ継続を

次期FRB議長の最有力候補に浮上しているホワイトハウスのハセット米国家経済会議(NEC)委員長は12月8日に米CNBCテレビに出演し、FRBの金融政策について、「金利を慎重に、指標を注視しつつ、引き続き幾分下げるべきだ」と強調しました。

また、12月9日に紙ウォール・ストリート・ジャーナルの最高経営者協議会で、FRBは金利をさらに引き下げる「余地が十分にある」との認識を示しております。同時に、インフレが加速すれば計算が変わる可能性があるとの見方も示しております。

 

 

 

 

 

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