米ドル・円

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米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のIMM通貨(円)のネット・ロングは9月8日時点で前週比10万3023枚増加の1万0796枚と、4週ぶりに増加。2月24日時点(1万1539枚)以来のネット・ロングに転じました。

内訳をみると、ロング(円買い)が同6万1622枚増加の17万8791枚と、5週ぶりに増加。買い越し枚数は2025年12月9日時点(18万4488枚の買い越し)以来の大きさとなっております。一方、ショート(ドル売り)は同4万1401枚減少の16万7995枚と、4週ぶりに減少に転じました。

日米協調介入直前の7月28日時点では16万3412枚の売り越しと、過去最高の売り越し枚数となった2007年6月26日時点(18万8077枚の売り越し)や2024年7月2日時点(18万4223枚の売り越し)に迫る水準まで売り越し幅は拡大しておりましたが、ベッセント米財務長官が高市政権に対してリフレ政策からの転換を求めたことや、日米通貨当局が協調介入など、円安の是正に向けた具体的な行動をとるとの見方に加えて、日銀の利上げペースが加速するとの思惑が拡がる中で円を買い戻す動きが強まったようです。

ヘッジファンドが買い越しに転じたことで、「円キャリートレード」の巻き戻しが一服したとの見方が出始めているようです。また、イベントを前にしてポジション調整の動きが強まっておりますが、日米金融政策会合を経て、再度円高基調が強まり、1月27日に付けた152.08円割れを試す動きとなるか注目されます。

 

IMM円のネット・ロング

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