OECDの世界経済見通し

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経済協力開発機構(OECD)は12月2日に、最新の世界経済見通しを公表。2026年世界成長率を2.9%と予測。9月時点の見通しで据え置いております。人工知能(AI)関連投資が好調で、トランプ米政権の高関税政策が及ぼす悪影響は「比較的軽度」にとどまると予想。ただ、世界的な影響はこれから顕在化するとの見方から、2026年は2025年に比べて減速を見込んでおります。なお、2025年も3.2%で据え置いております。

国・地域別(2026年)では、米国は1.7%と、9月時点の見通しから0.2ポイント上方修正。ユーロ圏は1.2%と、9月時点の見通しから0.2%上方修正。中国は4.3%、インドは6.2%と、共に9月時点見通しで据え置いております。日本は0.9%と、9月時点の見通しから0.4ポイント上方修正。「拡張的な財政政策や個人消費と企業投資の伸び」が景気の下支え要因になるとしております

◆AIが先進・途上国間での格差拡大も

国連開発計画(UNDP)は12月2日に、人工知能(AI)が先進国と途上国の格差を拡大させる恐れがあると指摘するレポートを公表。経済発展や国民のスキル、統治システムなどで国家間に「大きな乖離」が生じる可能性があると分析。悪影響を緩和する政策措置の必要性を訴えております。レポートは、貿易や技術革新、途上国開発が国家間の格差縮小に寄与してきたと説明。AIの発達は、こうした成果が失われるリスクをはらんでいるとしております。

 

OECDの経済見通し(国・地域別)

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OECDの経済見通し(国・地域別)

  2024年 2025年 2026年 2027年
世界全体 3.3% 3.2%(0.0) 2.9%(0.0) 3.1%
G20 3.4% 3.2%(0.0) 2.9%(0.0) 3.1%
米国 2.8% 2.0%(+0.2) 1.7%(+0.2) 1.9%
ユーロ圏 0.8% 1.3%(+0.1) 1.2%(+0.2) 1.4%
英国 1.1% 1.4%(+0.1) 1.2%(+0.2) 1.3%
中国 5.0% 5.0%(+0.1) 4.3%(0.0) 4.3%
インド 6.5% 6.7%(0.0) 6.2%(0.0) 6.4%
ブラジル 3.4% 2.4%(+0.3) 1.7%(+0.1) 2.2%
日本 -0.2% 1.3%(+0.2) 0.9%(+0.4) 0.9%

※豊トラスティ証券作成

 

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