OPEC加盟国の原油生産量
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石油輸出国機構(OPEC)が10月13日に公表した月報によると、9月のOPEC加盟国の産油量は前月比日量52.4万バレル増加の日量2844.0万バレルと、6ヶ月連続で増加となりました。加盟12ヶ国中、増加した国は11ヶ国。減少した国は1ヶ国となっております。
OPEC加盟国の原油生産量
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国別では、OPECの盟主であるサウジアラビアは前月比日量24.8万バレル増の日量996.1万バレルと、6ヶ月連続で増加。2023年6月(日量998.8万バレル)以来の水準を回復しております。
UAEは前月比日量9.8万バレル増、クウェートは前月比日量2.3万バレル増、イラクは前月比日量6.5万バレル増、ベネズエラは前月比日量2.7万バレル増、リビアは前月比日量2.0万バレル増、イランは前月比日量4.5万バレル増となっております。
OPECの世界原油需要見通し
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2025年世界石油需要は前年比日量130万バレル増の日量1億0514万バレル、2026年は前年比日量138万バレル増の日量1億0652万バレルと、3ヶ月連続で前月見通しで据え置いております。
中国の需要については、2025年は前年比日量19万バレル増の日量1684万バレル、2026年は前年比日量19万バレル増の日量1703万バレルと予測。
世界経済成長見通しは、2025年は3.0%、2026年は3.1%と予測。安定した成長軌道を維持しているとし、前月見通しで据え置いております。
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