中央銀行の金購入量(2025年4-6月期、前期比)

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有金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が10月30日に公表した「Gold Demand Trends」によると、2025年7-9月期の公的機関の金購入は219.9トンと、前年同期比10.2%増加。3四半期ぶりにプラスに転じ、2022年4-6月期(158.6トン)以来の低水準となった前期(172.0トン)を上回りました。買い越しは20四半期連続。

なお、2025年9月時点の金保有国ベスト100で、前期から増加させた国は24ヶ国、減少させた国は5ヶ国。最も金準備を増加させた国はカザフスタンで前期比18.2トン増加。一方で、最も減少させた国はウズベキスタンで同3.1トン減少しております。

 

増減の大きかった上位国(前期比、2025年9月時点)

増加させた国

減少させた国

国 名

前期比 国 名

前期比

カザフスタン

18.2㌧ ウズベキスタン

-3.1㌧

ブラジル

15.4㌧ ポーランド

-0.2㌧

イラク

8.2㌧ カタール

-0.1㌧

トルコ

6.5㌧ メキシコ

-0.1㌧

グアテマラ

6.1㌧ ナイジェリア

-0.1㌧

中国

5.0㌧

チェコ

4.9㌧

ガーナ

4.1㌧

アゼルバイジャン

3.7㌧

フィリピン

2.2㌧

※WGCのデータを基に豊トラスティ証券作成

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