税金 – 豊トラスティ証券株式会社

Q 現渡しを行い、差益が生じました。この場合の税金はどうなりますか。 税金: A
現渡しの差益は現物の売買と同様に譲渡所得扱いとなります。従いまして、差金決済の所得とは別に、譲渡所得として確定申告する必要があります。
Q 昨年の商品先物取引は合計でマイナスでした。確定申告をする必要はありますか。 税金: A
マイナスの場合税金はかかりませんが、3年間の繰越が認められますので、翌年以降に利益となった場合に相殺が可能となります。ただし、繰越が認められるのは申告を行なっていることが前提となりますので、確定申告はしておいた方が良いでしょう。
Q 前々年度はマイナスだったので申告しませんでしたが、昨年度はプラスだったので申告しようと考えています。繰越の優遇措置は受けられますか。 税金: A
この優遇措置はマイナスの確定申告を行なっていることが前提となりますが、お客様の事情によっては修正申告を行なうことで認められる場合がありますので、所轄の税務署に相談してみてください。
Q 商品先物取引の税制について教えてください。 税金: A
個人の商品先物取引に係る所得に対する税金につきましては、国税15％＋地方税5％＝20％の税率の申告分離課税となっており、お客様ご自身で確定申告を行なう必要があります。また、損失につきましては3年間の繰越が認められます。なお、この税制は、差金決済の所得に適用されるもので、現受渡しでの所得には適用されませんのでご注意ください。※令和19年12月31日まで、復興特別所得税（国税額の2.1%）が課税されます。詳しくは以下のリンク先（外部リンク）でご確認ください。日本商品先物振興協会「商品先物取引に関する税金」 http://www.jcfia.gr.jp/rule/zeikin1.html