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商品市況分析一覧

市況・本日の見通しは弊社アナリストが個々の判断に基づき作成したもので、相場の動向を保証するものではありません。売買に際しての最終的判断は、あくまでもご自身でご決定ください。

穀物関連

貴金属関連

金・白金

【NY金】
 金は急反発。時間外取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)で警戒されたほどタカ派ではないとの見方が支援要因になったが、利下げ一時停止見通しを受けて利食い売りが出た。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。日中取引では、ドル安や米新規失業保険申請件数の急増を受けて買い優勢となった。
本日の寄り付きは+250円~+260円と予想
 
【NY白金】
 NY白金は反発。時間外取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)で警戒されたほどタカ派ではないとの見方が支援要因になったが、金に利食い売りが出たことに上値を抑えられた。ただ押し目は買われた。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。日中取引では、ドル安や米新規失業保険申請件数の急増、金堅調を受けて買い優勢となった。
本日の寄り付きは+110円~+120円と予想

エネルギー関連

ガソリン・灯油・原油

 11日のNY市場は、需給の緩みや利食い売りなどに押され、反落。
 トランプ米大統領が10日、ベネズエラ沖で石油タンカーを拿捕したことを明らかにしたことから、米国とベネズエラの緊張を巡る地政学リスクの高まりを背景に、原油相場は前日に買いが台頭していたものの、この日は利食い売りなどに押され、時間外取引から軟調な地合いとなった。国際エネルギー機関(IEA)が11日に発表した12月の石油市場月報で、26年の世界の石油需要の見通しを引き上げ、供給量の見通しを下方修正したことから、来年の供給過剰はこれまでの予想より若干縮小する見込みとなるも、供給が需要を大きく上回る状態となるとの予想には変わりがなかったことから、原油相場は売り圧力が強まり、一時57.01ドルまで下落した。ただ関係筋の話として、米政府がベネズエラ産石油を輸送する船舶をさらに拿捕する準備を進めていると報じられたことや、米株式相場でダウ工業平均が前日の米利下げが景気を支えるとの見方を背景に最高値を更新したことや、外国為替市場でユーロに対しドル安が進んだことも原油相場に割安感が広がり、引けにかけては下げ幅を縮小し、57.60ドル(-0.86ドル)で取引を終えた。
 本日東京市場、-300円~-400円ほどと予想(11日帳入値段との比較)

非鉄・ゴム・その他

ゴム

ゴムRSS3号は総じて軟調。序盤は、上海夜間が小動きとなったことから、手掛かり材料難となり、夜間取引と同値圏で推移した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムがしっかりと推移したことから買いがやや優勢となった。だが、終盤に入ると、上海ゴムが地合いを緩めたことを嫌気して売りが先行、マイナスサイドに沈む限月が目立って。中心限月5月限は0.8円安の329.6
円で取引を終えた。TSR20は出来ず。

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