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商品市況分析一覧

市況・本日の見通しは弊社アナリストが個々の判断に基づき作成したもので、相場の動向を保証するものではありません。売買に際しての最終的判断は、あくまでもご自身でご決定ください。

穀物関連

貴金属関連

金・白金

【NY金】
 金は反発。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを織り込んだことが圧迫要因になったが、下値は限られた。欧州時間に入ると、手じまい売り一巡後の押し目を買われた。日中取引では、米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が増加したが、押し目を買われて堅調となった。
本日の寄り付きは+240円~+250円と予想
 
【NY白金】
 NY白金は反発。時間外取引では、金の底堅い値動きが下支えになった。欧州時間に入ると、手じまい売りが出たが、押し目は買われた。日中取引では、金堅調につれ高となった。
本日の寄り付きは+300円~+310円と予想

エネルギー関連

ガソリン・灯油・原油

 9日のNY市場は、ウクライナ和平交渉の進展観測や、ドル高を背景に売られ、続落。
 翌10日に米連邦準備制度理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、原油相場は時間外取引で保ち合いとなり、方向感のない動きとなった。ロシアとウクライナの和平交渉を巡っては、ウクライナのゼレンスキー大統領が8日、ロンドンで英独仏の首脳と会談し、会談後に戦争終結に向けて一定の進展があったと述べ、和平案の修正版を米国と共有する見通しであることから、ウクライナとロシアが和平合意に至れば、ロシア企業への国際的な制裁が解除され、ロシア産原油の供給にも影響を与えると見られることから、原油相場は上値の重い展開となった。米労働省が発表した10月の雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人数が前月比1万2000件増の767万件となり、市場予想を大きく上回ったことから、外国為替市場でドルが主要通貨に対して上昇したことで、原油に売り圧力が強まり、一時58.12ドルまで下落した。その後は、値ごろ買いなどに支えられたものの、ウクライナ和平交渉の行方や国際エネルギー機関(IEA)月報の発表待ちで様子見ムードが広がり、この日の安値圏での保ち合いとなり、58.25ドル(-0.63ドル)で取引を終えた。
 本日東京市場、+100円~+200円ほどと予想(9日帳入値段との比較)

非鉄・ゴム・その他

ゴム

ゴムRSS3号は総じてしっかり。序盤は、上海夜間安を嫌気して、売りが先行した。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅を縮小したことから、一部限月はプラスサイドに振れた。終盤に入ると、ドル・円がやや円安に振れたことや最近の反発地合いを引き継ぎ、堅調に推移した。中心限月5月限は0.2円高の327.6円で取引を終えた。TSR20は出来ず。

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