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【NY原油】
7月8日のNY原油(中心限月)は、前営業日比3.08ドル高の73.52ドルで終了。中東情勢の緊迫化に伴いホルムズ海峡が再封鎖されるとの懸念が再燃する中、大幅続伸。中心限月の清算値ベースで6月下旬以来、約2週間ぶりの高値で終了。
トランプ米大統領は7月8日に、イランとの戦闘終結を定めた覚書合意が「終わった」と発言。さらに、「今夜再び激しい攻撃を行うだろう」と警告した。一方、ロイター通信によると、イランの国営テレビは消息筋の話として、新たな攻撃を受ければイランは石油輸送の要衝ホルムズ海峡を再び封鎖する方針だと報じた。米国とイランの最終合意に向けた交渉を巡る不確実性やホルムズ海峡が再封鎖されるとの警戒感が拡がる中、一時76.08ドルまで上昇する場面も見られている。
ただ、200日平均線がレジスタンスとして意識される中、買い一巡後は利益確定や調整的な売りに上げ幅を一部縮小。トランプ氏が8日の記者会見で、イランとの戦闘を再開するかを問われ「再開するとは思わない」と発言したこともあり、取引終盤は様子見姿勢が強まったようだ。
米エネルギー情報局(EIA)の週報によると、最新週の米原油在庫は前週比300万バレル増と、市場予想(240万バレル減)に反して積み増しとなった。一方、ガソリン在庫は190万バレル減(市場予想は160万バレル減)、ディスティレート(留出油)在庫は500万バレル減(市場予想は60万バレル増)と、いずれも減少した。
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