金・白金
【NY金】
ニューヨーク金は反発、時間外取引では、ドルが対ユーロでは軟化も全体的にはドル高となったことから反落。欧州時間に入ると、一時15ドル安まで軟化。下値を切り上げ、10ドル超の下落で推移。日中取引では、ニューヨーク時間の午前10時にジャクソンホールでの講演においてパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控え、軟調に取引を開始し、わずかに時間外取引の安値を下回る場面があった。その後、パウエル議長が「政策金利の引き下げ検討を慎重に進められる状況にある」と発言し、米金利引き下げ観測が再燃し、ドル安となり、急速に地合いを引き締めた。買い一巡後、中盤に上げ幅を縮小したが、後半から終盤は35ドル超の上げ幅を維持して推移した。
本日の寄付きは、+60円~+70円ほどと予想。
【NY白金】
プラチナは小幅続伸、時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となり、前日の上げ幅を大幅に上回る下落となり、欧州時間で27ドルを超える下落で推移。日中取引では、ドル安、金・銀の上昇に追随し、戻り歩調となった。前半で
15ドル超の上昇となった。買い一巡後は上げ幅を縮小した。米国株が大幅高となったが、再度、2ケタ高にはならず、小幅高で推移した。
本日の寄付きは、+20~+30円ほどと予想。