金・白金
【NY金】
7月13日のNY金(中心限月)は、前営業日比108.00ドル安の4005.70ドルで終了。中東情勢の先行きへの懸念や米利上げ観測などを背景に売られ、続落。中心限月清算値ベースでは昨年11月上旬以来、約8ヶ月ぶり安値で終了。世界最大の金ETFであるSPDRゴールド・シェアの金保有残高は前営業日比変わらずの1002.45トン。
イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」がホルムズ海峡を通航する民間船舶を攻撃し、海峡を封鎖したと主張。これに対し、米中央軍はイランの軍事目標を空爆、イラン側も報復として米軍施設があるペルシャ湾岸諸国を攻撃した。さらに、トランプ米大統領は13日にSNSで、イランに対する海上封鎖を再開すると述べたほか、米国はホルムズ海峡を通過する貨物船に対し、安全確保の見返りに20%の対価を受け取ることになると主張。中東情勢が再度緊迫化する中、原油相場が急伸。原油高に伴うインフレ再燃懸念から売りが先行。米長期金利が上昇する中、金利の付かない資産である金は売られる展開になったようだ。
また、FRBのウォラー理事が、今週発表されるインフレ指標でインフレ率の上振れが確認されれば、「FOMC(米連邦公開市場委員会)は近い将来利上げを検討する必要がある」と述べたことから、下げ幅を拡大。一時3992.9ドルまで下落する場面も見られるも、清算値では引き続き4000ドルを維持している。
【NY白金】
7月13日のNY白金(中心限月)は、前営業日比15.40ドル安の1613.60ドルで終了。NYパラジウム(中心限月)は前営業日比23.60ドル安の1252.70ドルで終了。
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